声。 [詩]
朝、目が覚めると泣いていた。
そんな日が月の大半を占めている。ここ最近。
起きると気だるくて例えようの無い喪失感。
なかなか慣れてくれない身体。
どうにもならない現実。
誰かを憎めば楽になれるの?
君の声で起こされてた毎日はもう遠い昔。
君の居ない日々にもようやく慣れてきた感じ。
失ってから気付く君の気配り。僕の我侭。
決して多くを語ったわけでもないのに、
君は僕を選んでくれた。全てを受け入れてくれた。
でももうその君は居ない。どこにも居ない。
君への想いを抱いたまま僕は今日も生きる。
明日も生きる。ずっと生きていく。
コメント 0